GCW(Game Changer Wrestling)は6月2日、アメリカ合衆国ニュージャージー州アトランティックシティ ショーボート・ホテル・アトランティックシティで『GCW Cage Of Survival 3』を開催しました。本記事では、そのイベントで発生した出来事をまとめています。
遺恨最終決着戦はエフィーが勝利
この日の第一試合では長らく続くエフィーとマンス。ワーナーの遺恨決着戦としてケージ・オブ・サバイバル・マッチ(金網デスマッチ)が行われました。試合はケージ・オブ・サバイバルの形式に恥じない壮絶な試合となりエフィーが勝利しました。
石川&神谷の大日本プロレスタッグは惜敗
前日のトーナメントオブサバイバルで優勝を逃した石川は、神谷とタッグを組んでガーベージ・ダディとハードコア戦を展開しました。大日本プロレスのコンビは体格で優れていましたが、試合の最後はガーベージ・ダディの合体フットスタンプアタックにより敗北を喫しました。
GCW世界王座はマンス・ワーナーが獲得。さらにデスマッチロイヤリティーと合体!
GCW世界王座は、劇的展開を経てマンス・ワーナーが新王者として輝きました。
この日の大会冒頭の映像でジョーイ・ジャネラがガントレットマッチ前に襲撃され、病院へ搬送される事態から始まりました。このため、ジャネラは試合に出場できない状態となりました。
GCW世界王座を巡るガントレット・オブ・サバイバル・マッチは、制限時間終了時にタイトルを保持していた選手が王座を獲得するというWWEのチャンピオンシップ・スクランブルと同様の形式で行われました。
試合は前日のTOS9優勝者のジョン・ウェイン・マードック vs. ケイシー・カタル戦から始まり、最終的に勝ち抜いたニック・ゲージがチャールズ・メイソンを破って一時的に王座を獲得。しかし、マット・カルドナGMの介入によりブロスキ・ジミーが挑戦者として登場しました。試合はデスマッチ・ロイヤリティーの介入もありブロスキ・ジミーがニック・ゲージを破り王座を奪取しました。
その直後、腹部をテーピングし病院から戻ってきたジョーイ・ジャネラが登場し、ブロスキ・ジミーを破り、王座を再び奪い返しました。しかし、その後の混戦の中でエフィーに敗れたマンス・ワーナーが、『Do or Die Rumble』で獲得した王座挑戦権を行使。そのまま、マンス・ワーナーがインプラントDDTで勝利し、王座を手に入れました。
奇しくも昨年ブレイク・クリスチャンがGCW世界王座を奪取した流れと同一の光景が1年後のリング上でも見られました。
試合後、デスマッチロイヤリティーのメンバーとしてマンス・ワーナーはリング上で盛大にアピールしました。
大会後、ステフ・デ・ランダーはツイッターで婚約者のマンス・ワーナーとの写真を共有しました。
今後デスマッチロイヤリティーと合体したマンス・ワーナーがどのような活躍をしていくのか注目です。
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