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ニック・ゲージ (Nick Gage)

GCW参戦選手

GCW(Game Changer Wrestling)などで活躍するプロレスラー、「キング・オブ・ウルトラバイオレンス」「ゴッド・オブ・ディス・シット」「ニック・ファッキン・ゲージ」ことニック・ゲージ(Nick Gage)の選手紹介ページです。

ニック・ゲージ (Nick Gage)
Credit: https://www.trillertv.com/

ニック・ゲージ(本名:ニコラス・ウィリアム・ウィルソン)は、アメリカ人男子プロレスラーです。ニュージャージー州ナショナルパーク出身で、「MDK(Murder Death Kill)」のスローガンで知られるデスマッチ界の絶対的王者として君臨しています。

ピザカッターや蛍光灯を使った過激なデスマッチスタイルが特徴で、数々の凶器を使った試合で観客を魅了し続けています。CZW(Combat Zone Wrestling)の初代世界ヘビー級王者であり、アメリカのデスマッチ三大トーナメント(CZW Tournament of Death、IWA Mid-South King of the Deathmatch、GCW Tournament of Survival)を制した史上初の選手として知られています。

本記事では、ニック・ゲージのプロフィール、経歴、必殺技、入場テーマ曲、試合動画、エピソードなどを詳しく紹介します。



ニック・ゲージ プロフィール

名前
ニック・ゲージ(Nick Gage)
本名
ニコラス・ウィリアム・ウィルソン(Nicholas William Wilson)
生年月日
1980年9月22日
出身地
ニュージャージー州ナショナルパーク
身長
178CM(5フィート10インチ)
体重
98KG(217ポンド)
デビュー
1999年2月13日
トレーナー
CZWレスリングスクール、ジョン・ザンディグ
主な活動団体
GCW(Game Changer Wrestling)
ソーシャルメディア
X(旧Twitter)

ニック・ゲージ 獲得タイトル

シングル王座

GCW
GCW世界王座(3回)
GCWウルトラバイオレント王座
CZW
CZW世界ヘビー級王座(4回)
CZWアイアンマン王座(2回)
CZWインタープロモーショナル・ハードコア王座
Ultraviolent Underground王座(2回)
AIW
AIWアブソリュート王座
IWA Mid-South
IWA Mid-Southストロングスタイル王座
IWA
IWA世界王座
OPW
OPWヘビー級王座
Horror Slam
Horror Slamデスマッチ王座

タッグ王座

GCW
GCWタッグ王座(パートナー:マット・トレモント)
CZW
CZWタッグ王座(5回、パートナー:ジャスティス・ペイン)
CZWタッグ王座(パートナー:ネイト・ヘイトリッド)
CZWタッグ王座(パートナー:ザンディグ)
JAPW
JAPWタッグ王座(パートナー:ネクロ・ブッチャー)
IPW
IPWタッグ王座(パートナー:ジャスティス・ペイン)
BJW
BJWタッグ王座(パートナー:ザンディグ)

優勝トーナメント

Nick Gage Invitational 4
2019年9月21日
King Of The Death Matches 2018
2018年5月18日〜2018年5月19日
Tournament Of Survival 2
2017年6月3日
Tournament Of Death Vs. Gorefest
2010年11月7日
Tournament Of Death V
2006年7月29日



ニック・ゲージ エピソード

銀行強盗事件と服役

2010年、ニック・ゲージは銀行強盗の罪で逮捕され、2011年4月に懲役5年の判決を受けた。薬物依存に苦しんでいた時期で、女性職員にメモを渡して現金を要求するという犯行だった。この事件はプロレス界に大きな衝撃を与え、Vice TVの「Dark Side of the Ring」でも特集された。

服役中もファンからの手紙やサポートが絶えず、2015年に仮釈放で復帰を果たした。この経験について本人は「人生最大の過ちだったが、立ち直ることができた」と語っている。

AEWでのジョン・モクスリー戦

2021年7月28日、AEWの特別番組「Fight for the Fallen」で、ニック・ゲージはクリス・ジェリコと対戦し、ピザカッターと蛍光灯を使った過激な試合を展開した。この試合はドミノピザが激怒し、AEWのスポンサーを降りるという事態にまで発展した。

また、2022年10月にはGCWでジョン・モクスリーと対戦し、GCW世界王座をかけた激闘を繰り広げた。この試合でもピザカッターが登場し、デスマッチの醍醐味を存分に見せつけた。

「MDK All F’N Day」現象

「MDK(Murder Death Kill)」は映画「デモリションマン」からインスパイアされたニック・ゲージの代名詞的スローガン。ファンとのコール&レスポンス「MDK!」「All F’N Day!」は会場を一体化させる儀式となっている。

このスローガンはTシャツやグッズとしても大人気で、ニック・ゲージの試合では必ずこのチャントが響き渡る。インディー界のカルト的人気を象徴する現象として知られている。

デスマッチ界の皇帝として

ニック・ゲージは自身がプロデュースする「Nick Gage Invitational」などの大会を主催している。蛍光灯、バーベッドワイヤー、画鋲、ガラスなどあらゆる凶器を使ったマッチで、ファンに衝撃を与え続けている。

また、アメリカのデスマッチ三大トーナメントであるCZWトーナメント・オブ・デス、IWAミッドサウス・キング・オブ・ザ・デスマッチ、そしてGCWトーナメント・オブ・サバイバルを全て制覇した唯一のレスラーとして知られ、その偉業はデスマッチレスリング界の伝説として語り継がれている。

2009年にはCZWの殿堂入りを果たし、その年の6月6日にはCZWトーナメント・オブ・デス8においてサムタック・ジャックとの試合中に蛍光灯の破片で動脈を切断し、ヘリコプターで緊急搬送される事態となったが、奇跡的に回復。この経験も彼の伝説に加わっている。

家族の悲劇

2025年4月、長年のパートナーであったソンドラ・カルバートソンが亡くなるという悲劇に見舞われた。彼女はGCWやCZWの熱狂的なファンであり、「MDKファミリー」の象徴的存在だった。この出来事はニック・ゲージとプロレス界に大きな影響を与えた。

リハビリと復活

2024年には薬物依存の治療のためリハビリ施設に入所していたことを公表。GCWとの2年契約が終了したことも明かしたが、現在は回復に向けて前向きな姿勢を見せている。



ニック・ゲージ得意技

パイルドライバー

ニック・ゲージ 試合動画

VS ジョン・モクスリー

VS. MJF

ニック・ゲージ タッグチーム

Maki Death Kill(マキ・デス・キル)

試合前にアピールするMDK Credit: TRILLERTV(https://www.trillertv.com/)
Credit: TRILLERTV(https://www.trillertv.com/)

当時日本から参戦していた伊藤麻希とのタッグチーム。伊藤と組む場合には『MDK(Marder Death Kill)』でなく『MDK(Maki Death Kill)』となる。

H8 Club(エイト・クラブ)

CZWで結成された悪役軍団。メンバーは ネイト・ヘイトレッド(Nate Hatred)、ジャスティス・ペイン(Justice Pain)、ワイフビーター(Wifebeater)、マット・トレモント(Matt Tremont)で構成される。

ニック・ゲージとネイト・ヘイトレッドのタッグは「CZW史上最も支配的なタッグチーム」と評され、数々のタイトルを獲得した。ジャスティス・ペインはニック・ゲージの実兄であり、家族ぐるみでの結束を見せていた。

ニック・ゲージ 入場テーマ曲

メタリカ:For Whom The Bell Tolls



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その他の選手紹介

マーカス・マザーズ(Marcus Mathers)
チャールズ・メイソン(Charles Mason)
ミスター・デンジャー(Mr. Danger)
ドリュー・パーカー(Drew Parker)
ダーク・シーク(Dark Sheik)
アティカス・クーガー(Atticus Cogar)
マット・トレモント (matt tremont)
ドクター・レダクテッド(Dr. Redacted)
マット・カルドナ(Matt Cardona)
マンス・ワーナー(Mance Warner)

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