GCW(ゲーム・チェンジャー・レスリング)は、現地時間2024年6月7日(土)に開催されるデスマッチトーナメント「トーナメント・オブ・サバイバル 10(TOS 10)」に、“The Bev”ことボビー・ビバリーのエントリーを発表しました。

ボビー・ビバリーは、オハイオ州ヤングスタウン出身のプロレスラーで、2007年にプロデビュー。AIW、CZW、Paradigm Pro Wrestlingなど、アメリカ中のインディ団体を舞台に、シングル・タッグ・デスマッチと幅広いスタイルで活躍してきました。
2022年には、CZWが主催する伝統的デスマッチ大会「トーナメント・オブ・デス 19(TOD 19)」にて、ミッキー・ナックルズらを破り初優勝を達成。翌2023年の「TOD 20」では、決勝進出の末ビッグ・ファッキン・ジョーに敗れたものの、安定した強さを見せました。
さらに2023年末、ロサンゼルスで開催されたCircle 6主催「King Of The Deathmatches 2023」では、MAO、オリン・ヴェイト、アティカス・コガー、AJ・グレイといったトップファイターを相次いで撃破し、堂々の優勝を飾っています。
このほかにも、2020年の「Heavy Hitters 2 Tournament」(Paradigm Pro)や、2019年のQCWヘビー級王座決定トーナメントなどでも優勝経験があり、ハードヒッターとしても評価が高い選手です。
今回マット・トレモントとの戦いを通してトーナメントへのエントリーが決まったボビー・ビバリーですがトーナメントの台風の目になるのか注目です。
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