2020年の『#SpeakingOut』ムーブメントの最中、複数のセクシャルハラスメント疑惑が告発されたことでプロレス界から姿を消していたジョーイ・ライアンが、約5年ぶりにリングに戻る可能性が浮上しました。

ライアンは2020年、アメリカで広がった『#SpeakingOut』ムーブメントの中で十数名の女性から性的不適切行為を告発され、大手団体Impact Wrestlingから契約を解除されるなど、一気に表舞台から退きました。その後、自身の主張を掲げるYouTube配信や名誉毀損訴訟を複数起こしたものの、多くは後に取り下げられ、公の場に出ることはなくなっていたました。
X(旧Twitter)上に投稿された画像では、「2020年、彼が愛するスポーツから追放された」との文言とともに、「Joey Ryan is Born Again(ジョーイ・ライアン、再誕)」というキャッチコピーが掲載されています。イベントは2025年8月23日にワシントン州バンクーバーの「Portland Wrestling」にて開催予定で、ライアンの登場が示唆されています
今回の告知は、ライアンが沈黙を破り、プロレス界への復帰を目指す最初の試みと受け取られる。しかし、現時点では本人による声明は確認されておらず、当日の会場で何らかのアクションを起こすのか、登場のみなのか、あるいは単なるプロモーション要素なのか、詳細は不明な状況です。
SNS上では「LMAO(爆笑)」と嘲笑交じりの反応が見られる一方で、ライアンの名前が再び表に出てきたことに対して波紋が広がっている。今後の動向次第では、再び議論が巻き起こることは避けられないでしょう。
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