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【GCW】ブレット・ローダーデールCEO最新インタビュー【全米展開・海外進出計画】

9月10日に放送されたPODCAST番組『Game Changer Weekly』で、ブレット・ローダーデールCEOがGCWに関する様々な質問に回答しました。

デスマッチを軸とした独自の路線で成長を続ける団体の哲学と今後の展望について、注目のインタビュー内容をお届けします。



ローダーデール氏の背景と哲学

ローダーデール氏は、CZWでレフェリーとしてキャリアをスタート。その後、プロモーターとしての道を歩むことになりました。

彼の哲学は、「プロレスは単なるスポーツではなく、文化的な現象であるべき」というもので、この信念がGCWの方向性を決定づけています。



GCWの独自性と哲学

ローダーデール氏は団体の方向性について明確なビジョンを示しています。「GCWはただのプロレスではなく、文化的な現象でありたい」と語り、音楽やアートを巻き込んだ総合エンターテインメントを目指していることを強調しました。

デスマッチについても独特の捉え方を示しています。「デスマッチは暴力ではない。それは芸術だ」という言葉からは、単なる過激さではなく表現としての意味を重視していることが分かります。

A24デスマッチドキュメンタリーへの期待

話題のA24デスマッチドキュメンタリーについては「この作品は、デスマッチの真髄を伝えるものだ。暴力ではなく、感情とストーリーが中心にある」とコメント。メキシコや日本での撮影を通じて、ジャンルの奥深さを描き出したと説明しました。

このドキュメンタリーは「Talk to Me」で知られるフィリポウ兄弟が監督を務め、現在約60-70%完成している段階です。リング内にカメラを設置する革新的な撮影手法で制作されており、A24からの正式発表が待たれています。



ファンとの密接な関係性を重視

GCWの大きな特徴として、ファンとの距離の近さが挙げられます。ローダーデール氏は「ファンとのつながりが、我々の成功の鍵である」と断言し、SNSやイベントを通じた直接的な交流を重視していることを明かしました。

ファンの声を積極的に取り入れる姿勢も特徴的で、GCWならではのファン提供武器についても「ファンからの武器提供は大歓迎だ。ただし、安全第一で!」とユーモアを交えて語りました。

批判に対しても建設的な姿勢を示し、「批判は歓迎するが、建設的な議論が重要だ」と述べています。ジム・コルネットのような厳しい意見も受け入れつつ、団体の改善に繋げる前向きな考えを示しました。



国内外への積極的な展開計画

アメリカ国内戦略

現在、デトロイト、ロサンゼルス、アトランティックシティでの定期開催を継続中。「アメリカ全土をカバーする。それがGCWの次なるステップだ」と語り、全米50州でのイベント開催という壮大な目標を掲げています。

特にアラスカや南部未開拓地域での開催に強い意欲を示しており、ミシシッピ、ケンタッキー、フロリダでの新たなイベントを計画中です。

世界市場への挑戦

国際展開についても積極的で、「我々の目標は、GCWを世界中のファンに届けることだ」と意気込みを語りました。ヨーロッパではロンドン、スコットランド、アイルランドでの開催を検討しており、アジア市場への進出も視野に入れています。

特にロンドンでの「ブラッド・スポーツ」では、地元イギリスの選手を活用した特別ショーを予定していることを明かしました。



業界動向とGCWの立ち位置

プロレス業界では、AEWやWWEといった大手団体がインディー選手を積極的に獲得することで、インディープロレス界全体の競争が激化しています。

この状況についてローダーデール氏は冷静に分析しており、GCWは新しい才能を発掘し続けることで独自のポジションを維持していると語りました。

AEWの台頭によってインディープロレスの注目度が高まる一方で、選手層の流出が課題となっているのも事実です。しかしGCWは、この変化を脅威ではなく機会として捉え、より個性的で独創的な選手の発掘に力を入れています。



革新的なアイデアと2026年への展望

ファンからの新しい提案にも柔軟に対応する姿勢を見せています。

「オール女子デスマッチトーナメント?それは面白いアイデアだ。実現の可能性を探る価値がある」と述べ、常に革新を求める団体の姿勢を示しました。

2026年に向けた具体的な計画については「2026年はGCWにとって飛躍の年になる。新しい挑戦を通じて、さらに進化していく」と語り、明確なビジョンを提示。

より多様な試合形式や新しい会場でのイベントを通じて、ファンとの関係をさらに強化していく方針を示しています。



まとめ

ローダーデール氏のインタビューから見えてくるのは、GCWが単なるプロレス団体の枠を超えた文化的存在を目指している姿です。

デスマッチという独自のスタイルを芸術的表現として捉え、ファンとの強い絆を武器に世界展開を目指す戦略は、プロレス界の新たな可能性を示していると言えるでしょう。

革新と挑戦を続けるGCWの今後の動向から、目が離せません。



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