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ジョーイ・ジャネラがPower Slap出演を拒否「CTEのリスクは受け入れられない」

GCWなどで活躍するプロレスラーのジョーイ・ジャネラが、UFC代表ダナ・ホワイトの新企画「Power Slap(パワースラップ)」への出演オファーを断固拒否しました。



「金より健康」を選んだジャネラの判断

ジョーイ・ジャネラは2025年8月21日、自身のX(旧Twitter)で次のように投稿しました。

誰かがパワースラップをやることに対して何の反対もないよ、君たちに敬意を表するけど、彼らが俺に連絡してきて、やりたいかって聞かれたんだ、そしたら俺は「絶対に嫌だ」って言った。 お金は良かったかって? うん、良かったよ。でも、誰かにタダで顎を殴られるようなお金、恥ずかしさ&CTEデラックス付きで十分かって? 絶対に嫌だ。俺は週のいつでも、50ドルでハシゴから飛び降りて画鋲のテーブルに突っ込む方を選ぶよ。

彼は「Power Slap」から出演オファーを受けたものの即座に拒否。ギャラは良かったとしながらも、健康面のリスクを重視した判断を下しました。

「顎を壊される可能性」「恥をかくリスク」「CTE(慢性外傷性脳症)」などの健康被害を挙げ、出演する価値はないと断言しています。



Power Slap(パワースラップ)とは何か

「Power Slap(パワースラップ)」は、UFC代表ダナ・ホワイトが立ち上げたスラップファイト形式の新企画です。



ルールはシンプルで、選手が交互に相手の顔を平手打ちし、ノックアウトを狙います。米国では放送・配信され話題を集めています。

しかし頭部への強い衝撃が繰り返されるため、脳震盪や長期的なダメージの危険性が指摘されています。医療関係者やファンからも批判が相次いでいる状況です。

ファンの反応は賛否両論

ジャネラの投稿はニュースサイトやSNSで拡散され、様々な反応が寄せられました。

「健康とプロレスラーとしての誇りを守った正しい判断」「CTEのリスクを挙げたのは現実的で説得力がある」といった支持する声が多数を占めました。一方で「高額ギャラを断るのはもったいない」「知名度を上げるチャンスを逃した」という批判的な指摘もありました。

Redditの掲示板では「最近は問題行動もあったが、今回は賢い選択だ」と半ば評価するコメントも見られました。Xでも「プロレスに誇りを持っている」と好意的に受け止めるファンが多数おり、全体的には理解を示す声が目立っています。



格闘エンタメ界への影響

今回のジョーイ・ジャネラの拒否表明は、安全性や健康問題が重視される近年の格闘エンタメ界において、大きな意味を持ちます。Power Slapそのものの評価や、今後の出演交渉のあり方にも影響を与える可能性があります。

今後、他のレスラーや運営側がどのような対応を見せるかが注目されます。



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