家庭内暴力疑惑の渦中にある マーシャ・スラモビッチ が、2025年9月25日に声明を発表しました。
— Masha Slamovich マーシャ・スラモビッチ (@mashaslamovich) September 25, 2025
彼女は「自分は破壊的で有害な関係にあった」と振り返り、「失望させた人々、元パートナーを含め謝罪したい」とコメント。さらに「自分の行動に責任を感じている」としつつ、「お互いに破壊的だった(mutually destructive)」という表現を用い、双方に非があったとのニュアンスも示しました。最後に「これが唯一の声明となる」とし、追加の発言は控える姿勢を強調しています。
しかし、この マーシャ・スラモビッチ の謝罪文は収束をもたらすどころか、かえって議論を拡大させました。H2OのレフェリーでAKIRAの友人でもある Jimmy Deacon は「“mutually destructive”という言葉で中和しようとしているが、実際にはAKIRAを殴り続けていた」と非難。責任を軽減しようとする意図があるのではないかとの見方を示しました。
RedditやXでも厳しい声が続き、「彼女は殴ったことを認めている」と糾弾する書き込みや、「インディー界特有の“ワークとシュートの混同”が議論を複雑にしている」との指摘が見られます。Sports Illustrated系メディアは、Dropboxに100枚以上のスクリーンショットが投稿されていた事実や「死の脅迫」を受けたという証言を紹介。Last Word on Sportsは「謝罪は一定の責任を認めるものと受け止められるが、関係者はその本心を疑問視している」と報じました。
関係者のSNS発言も反響を広げています。AKIRAの友人とされる Bam/Jasmine(@deathsamuraiszn)は「Masha is an abusive piece of shit who feels entitled to everything including a Ribera Jacket(マーシャは虐待的なクソ野郎で、リベラジャケットを含めあらゆるものを当然のように欲しがる)」と投稿されています。
批判が過熱する中で、当事者のAKIRA自身は新たな投稿を行い、ファンや関係者に「憎しみを煽らないように」と呼びかけました。彼は「I don’t hate her. I don’t wish her ill will.(彼女を憎んではいないし、不幸を望んでもいない)」と述べ、「人は過ちから学び、変化しなければならない。大切なのはセカンドチャンスだ」と強調しました。
さらに「彼女には善い部分があり、レスラーとして成長していけると信じている」とし、「痛みや苦しみを願うのではなく、変化と責任を願ってほしい」と訴えました。この姿勢は、激しい非難が飛び交う状況に一石を投じ、議論の方向性に影響を与えつつあります。
I appreciate everyone who has come to my defense. I still have concern for my ex partner and despite what others may say, I want to forgive. I do.
— PSYCHO SAMURAI (@theakiraway) September 25, 2025
I don’t hate her. I don’t wish her ill will.
I would have held it close to my chest and never have said anything, but I am…
マーシャ・スラモビッチ の謝罪文は、一定の責任を認めた形ではあるものの、「双方が有害だった」という表現が反発を招き、批判はむしろ強まっています。
さらに、スラモビッチはTNAとの契約がまもなく満了を迎えるとされており、このタイミングでの疑惑と謝罪はキャリアに直結する大きな分岐点となりかねません。
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