Game Changer Wrestling(GCW)の中心選手ジョーイ・ジャネラが、SNS上で「デスマッチ・レスリング」について自身の見解を示しました。過激な試合形式で知られるデスマッチを「好きなスタイル」と認めながらも、近年の“やり過ぎ”傾向に警鐘を鳴らしています。

ジャネラはファンからの質問に対し、「デスマッチ・レスリングは大好きだけど、ここ数年はやり過ぎだと思う。特に毎回の大会でフル・デスマッチ・カードを組むのは、さすがに飽和している」とコメントしました。
彼はさらに、「GCWは正しいやり方をしている。年に2回だけフル・デスマッチ興行を行い、それを“意味のあるとき”に実施している」とも述べ、GCWの方針を称賛しています。
Deathmatch wrestling is my favorite type of wrestling, I just think it’s been over done to death the past few years especially if promotions do full deathmatch cards every show.
— “The Bad Boy” Joey Janela (@JANELABABY) November 3, 2025
I think GCW does it right, 2 full deathmatch shows a year and they do it when it counts! https://t.co/1K5MhqOFkj
GCWでは、毎年夏の『Nick Gage Invitational(NGI)』と初夏の『Tournament of Survival(TOS)』という2大会が“フル・デスマッチ・カード”として開催されており、これが団体の象徴的シリーズとして確立しています。ジャネラは、こうした限定開催のスタイルこそがファンの熱を維持し、試合そのものの価値を高める鍵だと考えているようです。
今回の発言は、デスマッチを「単なる過激さ」ではなく、「文脈と意義を持って提示すべきジャンル」と再定義する動きとしても注目されます。GCWの持つ多様な表現スタイルを支えるバランス感覚は、インディーシーン全体にも一石を投じるものと言えるでしょう。
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