GCW(Game Changer Wrestling)は、2026年2月1日にニューヨーク州ニューヨークのMelrose Ballroomで開催される「GCW Superpower Slam」の追加対戦カードを発表しました。GCW世界王座戦として、王者アティカス・クーガー対挑戦者ベア・ブロンソンの一戦が正式に決定しています。


挑戦者のベア・ブロンソンは、直近で行われたGCWのトーナメント「NGI X(NGIX)」を制覇し、GCW世界王座への挑戦権を獲得しました。
トーナメント優勝後、VNDL48がベア・ブロンソンを襲撃する場面もありましたが、マット・トレモントが救出に駆けつけました。リング上に残ったアティカス・クーガーがベルトを掲げながらベア・ブロンソンとにらみ合うと、ベア・ブロンソンがファイヤーサンダーでアティカス・クーガーを叩きつけ、王座戦への意気込みを示しました。
王者アティカス・クーガーは自身のXで、幼少期に神経発達症と診断された経験を明かし、「この世界は一部の人々に合わせて作られたシステムによって形成されており、そのシステムに適合できない人々が取り残されている。私はニューロダイバージェント・コミュニティを理解し、支援し、尊重することを選んだ大会の一部であることを誇りに思う」と投稿。
その上で「この大会は、私のGCW世界王座の統治が終わることを許さないほど、私にとって重要な意味を持つ」と防衛への強い決意を表明しました。
世界王座戦以外にも複数の対戦カードが公開されています。P.W.ハウザー対マッド・ドッグ、マット・カルドナ対ビリー・スタークス、マーラ・サデ対ウィロー・ナイチンゲール、ジョナサン・グレシャム対モリアーティといった顔合わせが組まれており、さらなる追加カードも予定されています。
本大会は「Orange Crush presents」の冠がつけられ、ニューロダイバージェント・コミュニティを支援するチャリティー興行として位置づけられています。大会の模様はTrillerTV+でライブ配信される予定です。
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