AEW所属のウィリー・マックが、12月13日と14日に予定されていたGCWイベントから外されたことが報じられました。
GCW says that AEW has withdrawn Willie Mack from their upcoming shows, impacting his scheduled appearances.
— Pro Wrestling & MMA News (@PWMMANews) December 10, 2024
Source: Fightful pic.twitter.com/OkczlCMtme
ウィリー・マックはもともとシドニー・アキームとの試合が予定されていましたが、GCWは12月11日(月)に、この変更をFightfulに通達しています。AEWとGCW間の緊張関係が再燃した可能性が取り沙汰されています。
この問題の背景には、AEWとGCWの微妙な関係が影響しているとされています。特にエフィーが、ハマースタイン・ボールルームに関するコメントを通じてAEWを批判した件が、波紋を広げているようです。エフィーの発言はAEW側を刺激し、リッキー・スタークスが11月にGCWショーから外された出来事にも影響を与えたとされています。
AEW内部の複数の人物は、マックを引き上げたことを否定しているものの、一部関係者は、タレント関係の担当者がマックに「GCWでの試合を受けないよう勧めた」と証言。これにより、AEWの間接的な介入の可能性も指摘されています。
AEWは現在、次週に大きなイベントを予定していないにもかかわらず、マックがGCWイベントに出演できない状況に陥っています。このため、GCW側はこの問題がエフィーの発言に端を発したものだと考えているようです。マックは現在、AEWと契約していますが、主にその傘下のリング・オブ・オナー(ROH)で活動しており、最後の試合は10月のROHテレビ番組でコマンダー選手に敗れたものでした。
今回のウィリー・マックのGCWイベント外しは、AEWとGCWの間で続く摩擦を再び浮き彫りにしました。エフィーの発言を発端にした一連の流れが、インディペンデントレスリング界におけるAEWの影響力のあり方を問い直すものとなっています。マック選手の今後の動向、そしてAEWとGCWの関係改善の兆しが見られるのか、注目が集まります。
(Wrestling Observer)
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