1月6日に配信されたPODCAST番組『Game Changer Weekly』にジョン・ウェイン・マードックが出演し、以前報じられたNGI9試合後のドレイク・ヤンガーとの駐車場での対峙について詳しく語りました。
2024年11月17日におこなわれたNGI9の試合会場の駐車場でマードックが電話で息子と話している最中、ヤンガーが突然姿を現しました。「オーランドに来たら俺に連絡しろ」と呼びかけたが、マードックはその言葉を完全に無視した。
ヤンガーは、マードックが自分を避けていると感じ、さらに詰め寄った。「お前は俺を避けているのか?」と挑発的な態度を取ったが、マードックは冷静な対応を崩さなかった。このやり取りは周囲の目に留まり、二人の間に何らかの確執があるのではないかという憶測を呼んだ。
ファンの間では「二人が試合で決着をつけるのでは?」という期待が高まったが、マードックはそれを明確に否定。「俺は彼とは仕事をしない。ただそれだけだ」とコメントし、これ以上の発展を望んでいない姿勢を示した。
かつてマードックは、ヤンガーとの対戦を望んでいた時期もあった。しかし、現在のヤンガーの言動や態度は以前とは大きく異なり、多くのレスラー仲間を遠ざける要因となっていた。
マードックはPODCASTの中で、特にヤンガーが「デスマッチレスリングの世界で影響力を持とうとしている」点を問題視していると語った。「彼はデスマッチの世界を利用しようとしているだけで、本当にここで戦う覚悟はない」というのが、マードックの見解だった。
また、ヤンガーがこの対立を利用して金銭的な利益を得ようとしているのではないかと警戒し、駐車場でのやり取りがプロレスのアングル(ストーリーライン)として扱われることを拒絶。「俺はそんな茶番に付き合うつもりはないし、彼と金銭的な関係を持つつもりもない」と明言した。
この駐車場での対峙について、マードックは「これを最後にしたい」と語り、ヤンガーとの関係を完全に断ち切る姿勢を示した。ファンの中には「二人の試合を見たい」という声もあったが、マードックは「そんなものは実現しない」と断言。
彼にとって、この確執はプロレスのストーリーではなく、あくまで個人的な問題に過ぎなかったようです。
最後にマードックは「俺はただレスリングがしたいし、楽しみたいだけだ。必要のないドラマには関わらない」と締めくくった。この発言は多くのレスラー仲間からも共感を得ることとなり、彼のプロフェッショナルな姿勢を改めて示すものとなった。
(BodySlam.net)
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