GCW(ゲーム・チェンジャー・レスリング)は、現地時間2024年6月7日(土)に開催されるデスマッチトーナメント「トーナメント・オブ・サバイバル 10(TOS 10)」に、オーティス・クーガーの出場を発表しました。

オーティス・クーガーは、アメリカ各地のハードコア系インディ団体で頭角を現してきたデスマッチファイターで、ICWノー・ホールズ・バード、ルースレス・プロ・レスリング、フロップハウス・レスリングなどで過激な試合を展開してきました。
特に2025年以降は、実弟アティカス・クーガーとのタッグ「クーガー・ブラザーズ」としてGCWへの参戦を本格化。アティカスの試合にセコンドとして関わるほか、試合への介入も行うなど、その存在感を強めています。
また同年3月には、「GCW No Compadre 2025」にてマット・トレモントの保持するGCWウルトラバイオレント王座に挑戦するも惜しくも敗れました。蛍光灯やガラスを駆使した壮絶なファイトは、観客に強烈な印象を残しました。
さらにオーティスは、これまでにICWノー・ホールズ・バード主催の「デスマッチ・サーカス」や「ピットファイターX」、ルースレス・プロ・レスリングの「キング・オブ・ザ・キル」など、複数のデスマッチトーナメントに出場。なかでも2022年の「キング・オブ・ザ・キル」準決勝進出や、フロップハウス主催「フロップハウス・デスマッチ・トーナメント」でのインパクトある試合は、彼の名を広く知らしめるきっかけとなりました。
デスマッチ系の主要タイトル獲得にはまだ至っていないものの、持ち前のフィジカルと狂気を併せ持つスタイルで、TOS本戦でも波乱を呼ぶ存在として注目されています。
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