コロナ禍が落ち着きを見せるにつれ、海外で活躍する日本人プロレスラーの姿が再び頻繁に目にするようになりました。特に、AEWのような準メジャー団体では、新日本プロレス、プロレスリングNOAH、DDTプロレスリングなど、さまざまな団体から日本人選手が参戦しています。
今回は日本人選手たちに注目して海外での活躍をまとめてみました。今回は後半の記事になります。
花見達也選手(2AW):wXwなど9大会に参戦
2AWに所属する花見達也選手は、2月~3月の約1カ月半にかけて、ドイツのwXwを中心に9大会に参戦しました。
ここで改めてwXwについて補足。参戦したwXw(Westside Xtreme Wrestling)は、ドイツを拠点とするプロレス団体で、ヨーロッパで最も影響力のあるプロレス団体の一つです。
クオリティの高い試合内容と、才能あるレスラーの発掘・育成により、ヨーロッパのプロレスシーンにおいて大きな足跡を残しています。同団体は「wXw 16 Carat Gold」というトーナメントで特に知られており、これはヨーロッパ最大級のプロレスのトーナメントの一つで、世界中からトップレベルの選手が集まります。教育面では、wXwアカデミーを通じて若手レスラーの育成にも力を入れており、プロレスラーとしての成長をサポートしています。
花見達也選手、日本人として初めてwXwアカデミー王座を獲得!
花見達也選手は2月10日にwXwのダークマッチでザ・ローテーションの保持するwXwショットガン王座へ挑戦しましたが、惜しくも敗れました。
その後2月21日にダニー フレイの保持するwXwアカデミー王座に挑戦し見事に王座を奪取。日本人として初となるタイトル戴冠でした。しかし帰国前の3月10日に行われた4wayマッチで敗れてしまい残念ながら帰国前にベルトを奪還されてしまいました。
試合では同じくwXwに参戦していた入江茂弘選手や、NOAHから海外武者修行中のYOICHI(稲村愛輝)選手とタッグを組みました。
花見達也選手のwXw試合動画
入江茂弘選手(フリー):wXwなどに参戦
フリーとして日本国内の様々なプロレス団体で活躍している入江茂弘選手は、2024年1月末から、海外で主戦場としているwXwに参戦しました。
オランダにてPWHヘビー級王座に挑戦!
入江茂弘選手はPro Wrestling Holland (PWH)はオランダを本拠地とするプロレス団体で、3月3日に「PWH Live X HAL25 Alkmaar」のメインイベントで行われた4wayマッチにおいて、PWHヘビー級王座へ挑戦しましたが、王座獲得には至りませんでした。
wXwにてユナイテッド王座に挑戦!
3月9日のwXw16カラットゴールドトーナメント2日目に、ロバート・ドライスカーの保持するwXwユナイテッド王座に挑戦しましたが、試合は惜しくも敗れてしました。
この試合後の入江選手のインタビューはこちらで読むことができます。
GCHヘビー級チャンピオン イホ・デ・ドクトル・ワグナーJrと対戦
3月9日のwXw16カラットゴールドトーナメント3日目にはルチャルールにて、現在のGCHヘビー級チャンピオンであるイホ・デ・ドクトル・ワグナーJrとタッグマッチで対戦しました。
田中将斗選手(REAL ZERO-ONE):wXwなどに参戦
田中将斗選手は、過去にECWなど海外団体で活躍した後、現在は日本のZERO1で活動しています。今回の遠征ではPROGRESS WrestlingやwXwの大会に参加しました。
イギリスのPROGRESS Wrestlingに参戦
田中将斗選手は3月7日はイギリスのインディー団体であるPROGRESS Wrestlingに参戦しました。エクストリーム形式の試合でルーク・ジェイコブスを相手に見事勝利しました。偶然かわかりませんがこの大会名は田中選手の技名でもある「DIAMOND DUST」でした。
wXw16カラットゴールドトーナメントに参戦
3月8日からはドイツのwXwに参戦。wXw16カラットゴールドトーナメントに参戦しました。1回戦でイライジャ・ブラムに勝利しましたが、翌日の2回戦で今回のトーナメントを優勝したローレンス・ローマンに敗れました。
wXw大会3日目にECWルールマッチで勝利
大会の3日目、田中将斗はニック・シュライヤーと組んでイカルスおよびロバート・ドライスカーとのECWルールマッチに臨み、見事に勝利を収めました。
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