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ジェフ・キャノンボール支援大『CANNONBALL FEST』が9月14日に開催決定 MJFやマイク・ベイリーも参戦へ

2025年9月14日(日)、ニュージャージー州ニュー・プロビデンス高校で、ジェフ・キャノンボール支援大会『CANNONBALL FEST』が開催されることが発表されました。

Image Credit: GCW(https://x.com/JANELABABY/)
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この大会は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されたプロレスラー、ジェフ・キャノンボールを支援するためのチャリティイベントです。全収益が本人とその家族に届けられます。会場は地元のニュー・プロビデンス高校で、開場は午後2時30分、試合開始は午後4時が予定されています。



発起人のひとりであるトニー・デッペンは、「これはニュージャージーのインディー史上最大の大会になる」と述べており、その言葉通りに豪華な顔ぶれが次々と発表されています。

現時点で参戦が明らかになっているのは、MJF、スピードボール・マイク・ベイリー、マイク・サンタナ、ウィロー・ナイチンゲール、マット・トレモント、マーシャ・スラモビッチ、ジョーイ・ジャネラら。

Image Credit: GCW(https://x.com/JANELABABY/)
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特にMJFの登場は話題を呼んでおり、「自分が嫌っている人物に連絡した」と明かされたうえでのブッキングとなりました。イベントを成功させるために尽力する主催者の姿勢がうかがえます。

なお、MJFはこのイベントで唯一ギャラを受け取ると主張しており、その額は通常の2倍。理由は「新しいロレックスが欲しいから」と冗談めかしつつも、彼らしいスタイルを貫いています。

ジェフ・キャノンボールとは?



ジェフ・キャノンボールは、1987年6月24日生まれの38歳で、アメリカ・ニュージャージー州出身のプロレスラーです。身長178cmの彼は、”King Ugly”や”The Deathmatch Vegan”というリングネームでも知られ、CZW、GCW、Beyond Wrestlingなどで活躍してきました。

特にデスマッチ・スペシャリストとして知られ、CZWの「Tournament of Death」にも出場。また、音楽活動や救急通報のディスパッチャー業務などもこなし、家庭では妻のサムさんと1歳半の息子マイロくんを支えています。



ALS診断と支援の背景

2025年5月にALSと診断されたことが公表され、その進行は非常に早いとされています。現在、GoFundMeキャンペーンを通じて6万ドル以上の支援が集まっており、プロレス界・音楽界問わず広く支援の輪が広がっています。

ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、脳と脊髄の運動ニューロンが徐々に死んでいく進行性の神経疾患です。全身の筋肉が徐々に動かなくなり、最終的には呼吸筋も機能しなくなるため、生命維持が困難になります。ジェフ・キャノンボールのように発症が公表された場合、多くは日常生活や仕事に大きな影響が出るとともに、家族への支援や医療的なサポートが必要不可欠になります。



彼のようなインディペンデント・レスラーにとって、公的な医療保険の適用が限定的であることも多く、今回のようなチャリティ大会は現実的かつ直接的な支援の手段となっています。

『CANNONBALL FEST』は、所属団体やスタイルを超えた選手たちが一堂に会するイベントとして、ジェフ・キャノンボールとその家族を支える場であると同時に、ALSという難病への理解と支援の必要性を訴える重要な機会にもなりそうです。

今後の追加カード発表にも注目が集まります。

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