アメリカ・ミシガン州を拠点とするJuggalo Championship Wrestling(JCW)は、2025年8月13日放送の「Tuesday Night Lunacy」番組冒頭で重大な発表を行いました。JCWコミッショナーのバイオレントJが、マッドマン・ポンドとミッキー・ナックルズの両選手を解雇したことを公表したのです。
発端となったのは、8月1日に行われたイベント「Powder Keg」での出来事でした。試合では、2タフ・トニー、マッドマン・ポンド、ミッキー・ナックルズのJCWチームと、コールド・マンダーズ、ジョン・ウェイン・マードック、マット・トレモントのGCWチームが激突。
This is dangerous.#JCWPowderKeg #bakagaijin #BJW pic.twitter.com/bb05PcwX4U
— PWアーティクルス|GCWニュースサイト (@D5ZnyfQaq256591) August 3, 2025
試合終盤、ナックルズがドアに火を放ち、マードックがその炎の中へと突き落とされるという過激な演出が展開されました。このアングルは事前に運営側と共有されておらず、安全対策も講じられていなかったため、マードックは実際に重傷を負い緊急搬送される事態に発展しました。
バイオレントJは「戦争の中でも越えてはならない一線がある」と述べ、「君たち以外誰も知らなかった」と火炎スポットの独断実行を厳しく非難。
さらに「ミッキーとポンドの将来を祈るが、JCWとしては距離を置かざるを得ない」と語り、両選手の即時解雇を発表しました。一方、2タフ・トニーについては「ほとんど関与していなかった」として、処分の対象外としています。
(PWPonderings)
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