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【GCW】「レスリングは芸術表現である」JCW共同オーナーが語る大規模イベント『Knockout』への想い

9月16日放送の『Game Changer Weekly』で、JCW共同オーナーのアダム・アブダラ氏が今週末のイベントについて語りました。

9月21日(日)にニュージャージー州で開催される『Knockout』は、約10試合を予定する大規模な大会となります。 会場はアズベリーパークのHouse of Independence、午後7時よりGCW公式YouTubeでライブ配信されます。



通常より遅い開始時間は、ロサンゼルスでのイベントから選手が戻る都合に合わせたものです。 この規模はGCW本興行に匹敵するボリュームで、JCWが単なる”育成ブランド”を超えた存在になったことを示しています。

JCW共同オーナー アダム・アブダラとは?

アダム・アブダラ(Adam Abdalla)は、ニューヨークを拠点に活動するアートプロデューサー/編集者であり、プロレスと芸術をつなぐ雑誌『Orange Crush: The Journal of Art & Wrestling』の発行人として知られています。

2021年にGCWのブレット・ローダーデイルと共にJCWブランドを再始動させた際に「共同オーナー」として関与。複数の米メディアでは、アブダラ氏がJCWをローダーデイルと共に所有・運営していると報じられています。彼はまた、写真集やアート展示を通じてインディー・プロレスの文化的価値を発信するなど、リング外でも精力的に活動中です。



JCWの独自路線と育成方針

アダム氏は国内外のトップタレント起用と、地域密着の若手育成を両立していると強調しました。 特にニュージャージーやニューヨークを拠点とする若手レスラーの発掘と育成に力を入れているといいます。

定期開催される衛星ショーでは、新ユニットの試行や特殊ルールマッチなど実験的な取り組みも展開しています。 これらの挑戦的な企画は、他の団体では実現しにくいクリエイティブな試みとして注目されています。

JCWはもはやGCWの単なる”フィーダー団体”ではなく、独自の価値を持つプロモーションへと成長しました。 才能あるレスラーが次のステップへ飛躍するためのプラットフォームとして、確固たる地位を築いています。

『Knockout』注目の対戦カード

注目のメインイベントは、マーシャ・スラモビッチのJCW世界王座防衛戦です。 挑戦者はチャールズ・メイソン、マーシャにとって50度目の防衛戦となる可能性があります。

Image Credit: JCW
(https://x.com/JerseyCW/)
Image Credit: JCW (https://x.com/JerseyCW/)



その他の見どころとして、マッド・ドッグ・コネリーとスティーブ・マンダーズによる過激な「Lights Out Match」が予定されています。 フォックスキャッチャーの賞金マッチ、4WAY形式のProgress世界王座戦も組まれました。

マンス・ワーナーと新日本プロレス出身のカール・フレドリックスの一騎打ちも実現します。 インディーシーンと国際的スターが融合する構図となっています。

Image Credit: JCW (https://x.com/JerseyCW/)
Image Credit: JCW (https://x.com/JerseyCW/)

JCWの進化と今後の展望

JCWは2022年の再始動以降、大きな変化を遂げてきました。 当初はGCWの補完的な”フィーダー団体”でしたが、今では独自のアイデンティティを確立しています。

アダム氏は「レスリングは芸術表現である」と語り、クリエイティビティを重視したブッキング哲学を示しました。 才能あるレスラーが飛躍するためのプラットフォームとして、確固たる地位を築いています。

今後の予定として、10月26日に女子トーナメント「Luna Vashan Invitational」の開催も告知されました。 アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアから選手が集結する特別イベントです。

LAでのイベント開催や新たなアートプロジェクトなど、GCWとJCWを横断する取り組みも進行中です。 『Knockout』はJCWの現在地と未来を示す重要な一夜となりそうです。



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