アメリカのプロレス専門誌PWI(Pro Wrestling Illustrated)が毎年恒例となる「PWI 500」の2025年版を発表しました。世界中の男子プロレスラーを対象としたランキングの中から、GCW(Game Changer Wrestling)に参戦する選手たちを抽出し、まとめています。
評価期間は2024年8月1日から2025年7月31日まで。選考基準には勝敗記録、技術力、業界への影響力、トップレベルの対戦相手との戦績、多様な対戦相手との戦績、活動量などが含まれます。
トップ100位以内(8名)
2025年版PWI 500では、WWE ID保持者のマーカス・マザーズ(40位)、GCW世界王者のエフィー(42位)、マンス・ワーナー(50位)といったGCWの主力選手がトップ50入りを果たしました。
また、マット・カルドナ(75位)や”スピードボール”マイク・ベイリー(76位)のように他団体で実績を積みながらGCWにも参戦する選手も目立ち、団体の枠を超えた存在感を示しています。
GCWUV王者のマット・トレモント(82位)、現在欠場中のアリー・キャッチ(96位)、ベテランのジョーイ・ジャネラ(98位)も揃ってトップ100にランクインし、GCW勢が幅広いスタイルでインディ界を牽引していることを裏付ける結果となりました。
101–500位(34名)
101–200位には9名がランクイン。アティカス・クーガー(109位)、マン・ライク・デリース(117位)、ブレイク・クリスチャン(135位)など若手からベテランまで幅広い層が評価されています。日本人選手ではフリーダムスの杉浦透(177位)が200位以内にランクインしました。
201–300位では7名がランクイン。竹田誠志(204位)、メーガン・ベーン(215位)、山下りな(262位)など、こちらも日本人選手の活躍が目立ちます。
301–500位には18名と最も多くの選手がランクイン。伊藤麻希(314位)、山下実優(323位)を筆頭に、”フィルシー”トム・ローラー(349位)、葛西純(412位)など個性豊かな面々が名を連ねています。
GCW参戦選手のPWI 500ランクイン一覧(2025年版)
順位 | 選手名 |
---|---|
#40 | マーカス・マザーズ |
#42 | エフィー |
#50 | マンス・ワーナー |
#75 | マット・カルドナ |
#76 | “スピードボール”マイク・ベイリー |
#82 | マット・トレモント |
#96 | アリー・キャッチ |
#98 | ジョーイ・ジャネラ |
#109 | アティカス・クーガー |
#117 | マン・ライク・デレイス |
#135 | ブレイク・クリスチャン |
#171 | グリンゴ・ロコ |
#177 | 杉浦透 |
#190 | ジョン・ウェイン・マードック |
#193 | マシュー・ジャスティス |
#195 | ジョーダン・オリバー |
#204 | 竹田誠志 |
#215 | メーガン・ベイン |
#259 | チャールズ・メイソン |
#262 | 山下りな |
#266 | ジャック・カートウィール |
#279 | スターボーイ・チャーリー |
#299 | ジミー・ロイド |
#314 | 伊藤麻希 |
#323 | 山下実優 |
#338 | ニンジャ・マック |
#349 | “フィルシー”トム・ローラー |
#360 | フッドフット |
#362 | オーティス・クーガー |
#372 | ダーク・シーク |
#378 | パガノ |
#385 | ビリー・スタークス |
#399 | ボビー・ビバリー |
#408 | サム・スタックハウス |
#411 | ジョディ・スレット |
#412 | 葛西純 |
#430 | ベア・ブロンソン |
#433 | マッドマン・ポンド |
#436 | シェイン・マーサー |
#438 | ドリュー・パーカー |
#446 | ドクター・レダクテッド |
#454 | リッキー・シェイン・ペイジ |
#467 | コール・ラドリック |
#476 | トニー・デッペン |
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