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【GCW】アラスカ大会で32州目達成 次はカンザス初開催へ 全州制覇ロードが進行中

GCWニュース

GCW(Game Changer Wrestling)は現地時間2025年10月上旬、アラスカ州で「Unlocked 32: Alaska」を開催し、全米50州のうち32州での興行を達成した。

代表のBrett Lauderdaleは同月7日、自身の公式X(旧Twitter)に「32: alaska ✅」と投稿。添付された全米マップではアラスカ州が新たに黄色で塗られ、同団体が未踏地を制覇したことが示されている。



Unlockedシリーズの取り組み

今回のアラスカ大会は、GCWが近年続けている未開催州での初興行企画”Unlockedシリーズ”の一環として行われた。

このシリーズは、GCWがこれまで進出していなかった州で大会を行うたびに「Unlocked」とナンバリングを付けて記録しており、ファンの間では”全州制覇を目指す流れ”として注目されている。

アラスカ大会にはGCWの主力選手が登場し、SNS上では「GCWが最北の地へ進出」といった反応も投稿されていた。離島のハワイ(Unlocked 27)に続く地理的チャレンジとして位置づけられるこの大会は、団体の活動範囲拡大を象徴する一夜となった。



次はカンザス州ウィチタへ

さらにGCWは同日、次なる展開として2026年1月18日(日)にアメリカ中部・カンザス州ウィチタでの初開催を発表した。

投稿には「GCW comes to WICHITA KS for the first time」と明記されており、これがカンザス州初上陸=Unlocked 33となる見込みだ。

会場はライブホール「WAVE」で、配信はTrillerTV+(旧FITE)を通じて行われる予定。アラスカに続くこの動きにより、GCWは全米33州目の開催を実現することになる。

活動範囲の拡大残る17の”LOCKED”州

これまでGCWはニュージャージーを拠点に、ニューヨーク、ペンシルベニア、カリフォルニア、イリノイ、テキサス、フロリダなど主要マーケットを中心に活動してきたが、現在では西海岸から南部、そして離島にまで興行網を拡大。アラスカの開催をもって、同団体は全米の約3分の2にあたる32州で興行を行っている。

一方で、まだGCWが開催していない”LOCKED”州は17州に減少した。リストにはミネソタ、アイオワ、ネブラスカ、ノースダコタ、サウスダコタ、モンタナ、アイダホ、オクラホマ、メイン、バーモント、ニューハンプシャー、マサチューセッツ、バージニア、ウェストバージニア、サウスカロライナ、デラウェアが残る。

とくにマサチューセッツやミネソタはインディーシーンが盛んな地域で、現地団体との協力による早期開催が期待される。一方でダコタ地方やモンタナなどは地理的・経済的な課題が多く、最後の数州は難易度の高い挑戦になると見られる。



団体理念の実践

GCWの”Unlocked”構想は、単なる記録挑戦ではなく「どんな場所でもプロレスを届ける」という団体理念の実践でもある。

地域レスラーを積極的に起用し、地元コミュニティと共にショーを作り上げる姿勢は、アメリカン・インディー文化の再評価にもつながっている。

ブレット・ローダーデール代表はこれまでの発言や投稿を通じて「GCWはどんな土地でもリングを立てる」という姿勢を一貫して示しており、アラスカからカンザスへと続く今回の流れも、その信念を体現するものといえる。

全米制覇へ向けて

GCWの全州制覇に向けた動きは確実に前進しており、今後の展開次第では、数年内に全米50州での開催が視野に入る。

ブレット・ローダーデール代表が投稿で残した「Going and going(まだまだ進む)」という言葉の通り、GCWの挑戦は続いていく。



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