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【GCW】GCW(Game Changer Wrestling / ゲーム・チェンジャー・レスリング)とは?

2020年:IWTVに契約違反で提訴される

2020年12月、GCW(Game Changer Wrestling)はストリーミングプラットフォームのインディペンデント・レスリングTV(IWTV)との提携を解消し、そのコンテンツをFITE TV(現在のtriller tv)に移行しました。そのことにより2021年に、IWTVが契約違反でGCWを提訴しました。

IWTVは、GCWがFITE TVでイベントを配信し始めたことが、両者間の独占的配信契約に違反すると主張しました。訴訟では、GCWが行ったとされる36のペイパービューイベントによってIWTVが約500,000ドル以上の損害を受けたとされています。

最終的には、IWTVとGCWの間で和解が成立しました。和解の一環として、GCWは「The Settlement Series」と呼ばれる8つのライブイベントをIWTVのために提供することになりました。

Game Changer Wrestlingは、IWTVとの間で訴訟に終止符を打つ和解合意に至ったことを発表します。

この合意はGCWにとって重要なマイルストーンとなりますが、最も重要なことはINDEPENDENT WRESTLINGとそのファンにとっての勝利となることです。

この合意はまた、GCWがゲームチェンジャー・レスリング、ジャージー・チャンピオンシップ・レスリング、LAファイツの全イベントを含む我々の拡張ライブラリーの唯一の所有者であるという我々の長年の信念を確認するものでもあります。

これはGCWのみならず、米国内外のすべての独立系プロレス・プロモーションにとって重要なことです。

さらに、この合意は、これまで私たちのコンテンツを活用する能力を制限していた障害を取り除き、2022年以降に「ゲームを変える」野心的な計画を前進させる道を開くものです。

最も重要なことは、この和解により、私たちはすべての努力と資源を、重要なこと…急速に成長する世界中のファンのために可能な限り最高の製品を生産し、提供することに集中することができるということです。

最後に、この合意はIWTVとの関係の終結を定義するものですが、IWTVのプラットフォームでGCWを見るのが最後というわけではありません。この取り決めの一環として、GCWはIWTVに「和解シリーズ」を提供し、来年にかけて8つのライブイベントを開催します。今後数週間のうちに、これらのイベントの日程と詳細を発表することを楽しみにしています。

昨年は試練の年でした。中小企業である私たちのリソースは無限ではありません。訴訟は最後の手段でしたが、独立を確立するためには必要なステップでした。結局のところ、私たちはアリーナで成長するのであり、私たちのリソースは法廷ではなくリングに向けるのがベストなのだ。

このプロセスを耐え抜くことは、クルー、パフォーマー、そして最も重要な……ファンのサポートなしには不可能だっただろう。皆さんの忠誠心は揺るぎなく、私たちは共に歴史を作り続け、ゲームチェンジャー・レスリングとインディペンデント・レスリングの両方を新たな高みへと導いてきました。



2022年:GCWニューヨーク初進出でPPV放送を実施、ニック・ゲージと契約

2022年1月23日には、GCWがニューヨークのハマースタイン・ボールルームで『The Wrold on GCW 』と題したデビュー戦を開催。チケットはソールドアウトしました。

イベントはGCWにとって初のペイ・パー・ビューでの放送となりました。この大会には当時GCW世界王座を保持していたジョン・モクスリーやジェフ・ジャレット、ブリスコ・ブラザースが参戦しました。

2022年2月7日、GCWはニック・ゲイジと「GCWが提供する最初で唯一の契約」とされるものを結びました。GCWのブレット・ローダーデール・オーナーはこの契約について以下の様にコメント

「ニックにとってもGCWにとっても大きな節目となる瞬間だ。私はGCWで契約を結ぶことに反対してきたが、どんなルールにも例外はある。ニックは初日からスクエアード・サークルの中でファンのために体を張り、文字通り命をかけてきた。彼は、20年以上にわたるハードワークと犠牲に対して報われる権利があり、それを獲得してきた。この歴史的な契約はまさにそれを実現するものであり、彼の健康に有益なペースでリング上でのキャリアを継続することを可能にし、同時にキャリアの次の段階に向けた機会に集中し始めることを可能にする。ニック・F’N・ゲイジがいなければGCWはここまでの成功を収めることはできなかっただろうし、GCWがニックのキャリアの残りの期間、彼のホームであり続けることを誇りに思う」



2023年:GCWが2度の日本ツアーを実施。後楽園ホールに初進出

2023年は7月と10月に日本ツアーを開催しました。7月は17~18日に新木場1stリングで2連戦を行いました。チケットは事前に完売し、初日『GCW The New Face Of War 2023 』のメインでは竹田 誠志がジョーイ・ジャネラとデスマッチで対戦し、竹田 誠志が勝利しました。

2日目『GCW Planet Death 2023』では葛西 純とジョン・ウェイン・マードックがデスマッチで対戦。葛西 純が勝利をおさめました。

10月は後楽園ホールに初進出。タイトルは「The Wrold on GCW 2023」ニューヨークのハマースタイン・ボールルームに進出した時と同様のタイトルになりました。

メインではGCWウルトラバイオレント王座戦で山下りながマーシャ・スラモビッチと対戦。山下りなが見事勝利し防衛に成功しました。セミファイナルでは葛西 純とジョーイ・ジャネラがデスマッチで対戦し、葛西 純が勝利をおさめました。なお、この大会にはAAAからエル・イホデル・ビギンゴが特別参戦しました。



2024年:ブレイク・クリスチャンがBEST OF THE SUPER Jr.31にエントリー / DDTとの合同興行と単独2連戦の日本ツアーを実施。

GCW参戦選手

ダーク・シーク(Dark Sheik)
アティカス・クーガー(Atticus Cogar)
マット・トレモント (matt tremont)
ドクター・レダクテッド(Dr. Redacted)
マット・カルドナ(Matt Cardona)
マンス・ワーナー(Mance Warner)
グリンゴ・ロコ(Gringo Loco)
メーガン・ベーン(Megan Bayne)
ジョン・ウェイン・マードック(John Wayne Murdoch)
ジミー・ロイド(Jimmy Lloyd)/ ブロスキー・ジミー(Broski Jimmy)
マーシャ・スラモビッチ(Masha Slamovich)
ジラ・ファトゥ(Zilla Fatu)
ジョーダン・オリバー(Jordan Oliver)
コール・ラドリック(Cole Radrick)
アレック・プライス(Alec Price)
1・コールド・マンダース(1 Called Manders)
アリー・キャッチ(ALLIE KATCH)
エフィー(Effy)
ジョーイ・ジャネラ(Joey Janela)
ニック・ゲージ (Nick Gage)

GCWが開催する主要なイベント

Jersey J-Cup(ジャージージェーカップ)(2月)

jersey j-cup2024 Credit: GCW(https://twitter.com/GCWrestling_)
Credit: GCW(https://twitter.com/GCWrestling_)

毎年2月に開催されるインディー団体の選手が参加するトーナメントです。トーナメント優勝者には、その年のジャージーJカップのトロフィーが授与されます。

The Collective(ザ・コレクティブ)(4月)

引用元:TRAILLER TV

毎年春のいわゆるレッスルマニアウィークに開催される「The Collective」は、GCWが主催するプロレスのフェスティバルです。別名『裏レッスルマニア』と呼ばれるほど熱いイベントです。

このイベントは数日間にわたって開催され、GCWの看板イベントである「Joey Janela’s Spring Break」を含む複数のショーが行われます。世界中から集まったプロレスラーが様々なスタイルの試合を繰り広げ、GCWのイベントでも年間



Tournament Of Survival(トーナメントオブサバイバル)(6月)

引用元:TRAILLER TV

「Tournament of Survival」は、GCWが初夏に開催するデスマッチトーナメントです。
このトーナメントは、世界中のデスマッチファイターが一堂に集結します。全試合デスマッチで行われる過激な試合内容で、デスマッチファンにとっては見逃せないイベントです。

NGI(ニック・ゲージ・インビテーショナル)(12月)

引用元:X(@GCWrestling_

Nick Gage Invitationalは、ニック・ゲージがホストを務めるデスマッチトーナメントです。ニック・ゲージ自身も選手として参加することもあり、デスマッチファイターとして最前線で戦っている選手やあっと驚くような選手が参戦します。日本からも多数の参加があります。



GCW管理タイトル

  • GCW World Championship / GCW世界王座
  • JCW World Championship / JCW世界王座
  • GCW Ultraviolent Championship / GCWウルトラバイオレント王座
  • GCW Extreme Championship / GCWエクストリーム王座
  • GCW Tag Team Championship / GCWタッグ王座

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