日本でもお馴染みのミエド・エスクレモとシクロペのタッグ『ロス・マシゾス』が、完全分裂しました。
かつてはGCW世界タッグ王者として輝きを放っていた彼らの仲間割れが決定的となったのは、2024年8月25日に開催された「GCW HOMECOMING WEEKEND night1」でのことです。
ロス・マシゾスは、この日の試合でカークスと対戦しました。翌日にはGCWタッグ王座挑戦を控えており、なんとしても勝利を収めたい一戦でしたが、試合はシクロペがブランドン・カークのサイコドライバーを受けてフォール負けするという結果に終わりました。この敗北後、リング上の二人の間に不協和音が生じました。
そして翌日の「GCW HOMECOMING WEEKEND night2」では、ヴァイオレンス・イズ・フォーエバー(ドミニク・ガリーニ&ケビン・クー)が保持するGCW世界タッグ王座に挑戦しました。
試合は入場時から両軍が乱闘を繰り広げ、試合開始早々から白熱した展開となりました。序盤は息の合ったコンビネーションでチャンピオンチームを追い詰めていきましたが、終盤にミエド・エスクレモがシクロペへタッチを求めながらも拒否し、リング下へと降りてしまいました。
その隙を逃さず、ヴァイオレンス・イズ・フォーエバーは蛍光灯を使ったチェインシング・ドラゴンでシクロペを仕留めドミニク・ガリーニが勝利を収めました。
試合後、敗れたシクロペに対してミエド・エスクレモが椅子攻撃を仕掛け、リングを後にしました。これにより、ロス・マシゾスの完全分裂が確定しました。
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