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マーシャ・スラモビッチにDV疑惑──元パートナーAKIRAが流出メッセージで告発

TNAや米インディー団体を中心に活躍する女子レスラー、マーシャ・スラモビッチ(Masha Slamovich)が、元パートナーであるレスラーAKIRAから家庭内暴力を告発されました。



9月23日に PWPonderingsRingside News が一斉に報じ、流出したテキストメッセージや写真が公開されるとSNSや業界内で大きな議論が巻き起こっています。さらに、同時期にAKIRA自身が“デスマッチ引退”を示唆する発言を行ったことも注目を集めています。

マーシャ・スラモビッチの暴力を示唆する流出テキストと写真

SNSに出回ったメッセージには、マーシャ・スラモビッチとAKIRA二人の緊迫したやり取りが記録されていました。

AKIRA:「You hit me. You’re wrong(あなたは私を殴った。あなたが間違っている)」

スラモビッチ:「You cursed at me — that’s why u got hit(君が罵ったから殴られた)」

一連のやり取りは、暴力を認めるような表現と、それに抗議する相手の姿を鮮明に映し出しています。さらに、AKIRAの顔や唇に損傷がある写真も公開されていますが、撮影時期や真正性は第三者によって検証されていません。

なお、これらのメッセージや写真がSNSに出回った背景には経緯があります。最初に保存データがDropboxにアップロードされ、そのリンクがXやRedditで共有されたことで拡散が始まりました。

AKIRA自身は当初、公にする意志はなかったと語っていますが、周囲の関係者が公開に踏み切ったとみられています。

その後、ファンコミュニティで急速に広まり、さらにPWPonderingsやRingside Newsが「流出メッセージが存在する」と報じたことで正当性が付与されました。最終的にAKIRA自身も長文をXに投稿し、情報は一気に注目を集めることになりました。



報道をうけてマーシャ・スラモビッチが複数大会から出場取り消し

疑惑の報道後、複数の団体がスラモビッチをカードから外す決定を下しました。

West Coast Proは大会「How The West Was Won」からスラモビッチの出場を取り消しました。さらにPrestige Wrestlingも「Roseland XII」で予定されていたシェイナ・ベイズラー戦を中止し、代替カードとしてダニ・ルナ対シェイナ・ベイズラー、ジョニー・ロビー対トリッシュ・アドラの試合を発表しています。

団体側は声明で「状況を注視し、追ってアップデートを行う」とコメントしています。



AKIRAがXで吐露した苦悩と告白

同日、AKIRAは自身のX(旧Twitter)で長文を投稿。そこでは精神的苦悩と関係の破綻を吐露しています。

「吐き気がするし、消えてしまいたい気持ちだ。2025年初めから鬱や自殺念慮に苦しみ、三度命を絶とうとした。…多くを与えたが返ってきたものは少なかった。趣味や内面は否定され、金銭面でも裏切られた。」

「今は怒りでも悲しみでもなく、無関心だ。過去は戻らないが、自分は成長した。It is what it is. Whatever happens, happens(なるようになる。起きることは起きる)。」

また先日行われたCZWのTOD前にはあらためてデスマッチ引退する発言をしています。



報道直後に広がったSNSと業界の反響

SNSとファンコミュニティでは大きな反響が広がっています。X(旧Twitter)では、あるアカウントが「Masha is an abusive piece of shit…(マーシャは虐待的なクソ野郎だ…)」と強く非難。Reddit上でも「彼女は殴ったことを認めている」と糾弾する声が多く見られる一方で、「インディー界特有の“ワークとシュートの混同”が議論を混乱させている」と指摘する声も上がっています。

さらにSports Illustrated系の報道によれば、TNAが内部調査を開始したと伝えられ、問題は個人間にとどまらず団体レベルへと波及しました。

記事執筆時点でスラモビッチ本人から公式声明や反論はなく、今後は法的手続きや団体側の処分、そして本人の見解表明が焦点となります。



現在までの流れを時系列で整理

2025年1月頃

  • AKIRAが自身のX投稿で、鬱や自殺念慮に苦しみ、複数回の自殺未遂を経験していたことを明かす。

2025年9月上旬

  • AKIRAがThreadsやInstagramで「今週末のデスマッチ引退」を示唆する投稿を行い、Xでも「Today is AKIRA’s last deathmatch…」と発信。ファンの間で注目を集める

2025年9月23日

  • PWPonderingsとRingside Newsが、スラモビッチに対する家庭内暴力疑惑を報道。
  • West Coast Proは大会「How The West Was Won」からスラモビッチを外し、Prestige Wrestlingも「Roseland XII」で予定されていたシェイナ・ベイズラー戦を中止して代替カードを発表。
  • 同日、AKIRAは自身のXに長文を投稿し、精神的苦悩や関係の破綻を吐露。
  • Sports Illustrated系報道では、TNAが内部調査を開始したことが伝えられる。

2025年9月24日以降

  • スラモビッチ本人は依然として沈黙を守っており、公式声明や反論は出ていない。ファンや業界関係者の間では非難と議論が続いている。

今回の告発は、個人間の暴力問題にとどまらず、プロレス業界における選手のメンタルヘルス支援、団体のリスク管理、そしてデスマッチというスタイルの在り方にまで波及しています。真相が解明されるまで、ファンや業界関係者は事態の推移を注視する必要があるでしょう。



PWPonderingsRingside News

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