現地時間4月7日に行われるIndie Wrestling Hall of Fameに新たなインディーのレジェンドの殿堂入りが発表されました。
4人目の殿堂入りはキング・オブ・オールド・スクールことスティーブ・コリノです。
スティーブ・コリノは、カナダのウィニペグ出身で、クラシカルなスタイルのアメリカン・プロレスを特徴とするレスラーです。ファイトスタイルから「キング・オブ・オールド・スクール」の異名で知られ、多くのプロレス団体で活躍しました。
日本ではZERO1初期にCWアンダーソンとともに活躍し、橋本真也や大谷晋二郎、田中将斗らと戦いを繰り広げました。海外では特にECWやNWAなどでの活躍が有名で、ECW世界ヘビー級王座やNWA世界ヘビー級王座を含む数多くのタイトルを獲得しています。
2009年に一度は引退を発表しましたが、その後もプロレスの世界で活動を続け、ROHに復帰するなどインディー団体を中心に転戦しました。2011年と2016年にはZERO1の旗揚げ記念大会に来日するなど、国内外での活動を展開しています。また、2018年時点ではWWE(NXT)にてアシスタントコーチとして勤務しており、現役のプロレスラーとしては活動していません。
なお、現時点での最後の試合はPWFで息子のコルビー・コリノと対戦しました。コリノはこの試合のために5年ぶりにリングへ復帰しました。試合は30分を超える激闘の末コルビーが勝利しています。
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