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【GCW】2024年1月~6月の主要試合結果&ストーリーを振り返る【試合結果リンク付き】

2024年のGCWは、激動の一年となりました。年初から精力的に大会を開催し、各地で熱戦が展開。レジェンドや海外の実力者を招聘しながら、ますます活性化しました。さらに、デスマッチならではの過激な戦いも健在で、衝撃的なシーンが次々と生まれました。本記事では、2024年前半戦(1月~6月)のGCWの歩みを振り返ります。

Credit: GCW(https://twitter.com/GCWrestling_)

2024年1月:バレットクラブ・ウォードッグスがGCWに殴り込み!

Image Credit: GCW
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2024年のGCWは、新たな勢力図が動き出す形でスタート。特に話題となったのは、新日本プロレスでも活動するバレットクラブ・ウォードッグスの初参戦。また、元WWEのムスタファ・アリがGCWデビューし、インディーの舞台でどんな試合を見せるのか注目を集めた。



1月12日:No Compadre(シカゴ)

GCWの2024年最初の大会では、バレットクラブ・ウォードッグスが登場!デスマッチファイターたちとの対戦に、インディーファンの注目が集まった。

  • バレットクラブ・ウォードッグス vs シクロペ&ミエド・エクストレモ
    → バレットクラブがGCWのデスマッチ路線に適応できるのか?
  • ムスタファ・アリ vs グリンゴ・ロコ
    → WWE仕込みのアリ vs GCWのロコ、スタイルの違いが見どころ
  • ブレイク・クリスチャン vs カルビン・タンクマン(GCW世界王座戦)
    → ブレイクの2024年初防衛戦!今後の展開は?

1月13日:GCW 56 Birdz(デトロイト)

この日は、ジョーイ・ジャネラのエクストリーム王座戦がメイン。また、タッグ王者バイオレンス・イズ・フォーエバーが3WAY戦で試される展開に!

  • ジョーイ・ジャネラ vs ミクロマン(エクストリーム王座戦)
    → GCWらしい「カオスな試合」、ミクロマンがどこまで食らいつけるか?
  • バイオレンス・イズ・フォーエバー vs バング&マシューズ vs ザ・リジェクト(タッグ王座戦
    → 激戦必至の3WAYマッチ!王者組がピンチに?

1月26日:Look At Me(タンパ)

  • GCW世界王者ブレイク・クリスチャン vs マーカス・マザーズ
  • マンス・ワーナーがエフィーにガソリンを浴びせる!?GCW史に残る異常事態



1月27日:Effy’s Big Gay Brunch 8(フロリダ)

エフィーが主催するイベント「Big Gay Brunch」もGCWの1月を締めくくる重要大会。
LGBTQ+コミュニティの支持を受けるエフィーが、プロレスの多様性を広げる大会として、ファンにとって特別な一日となった。

  • エフィー & アリー・キャッチ vs MxM(マンソール & メイソン・マッデン)
    → エフィー主催イベントならではの一戦!注目度高し



2024年2月:マーシャ・スラモビッチがJersey J-Cup優勝!ニック・ネメス(ドルフ・ジグラー)もGCW初参戦

Image Credit: GCW
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2024年2月のGCWは、トーナメントの熱戦とサプライズ参戦が続出!最大の話題はJersey J-Cup 2024でのマーシャ・スラモビッチの優勝。女子選手として史上初の快挙を達成し、同時にJCW王座も獲得した。さらに、元WWEのニック・ネメス(ドルフ・ジグラー)がGCWに初登場し、マット・カルドナとの一騎打ちを実現。WWE仕込みのテクニック vs インディーレスラーの意地が激突した。

また、マンス・ワーナーとアリー・キャッチがテキサス・ブルロープマッチで壮絶な戦いを繰り広げ、試合中にはキャッチの母が乱入する異例の展開も!2月のGCWは、インディーならではの“何が起こるかわからない”魅力に溢れた1ヶ月となった。



2月4日:The Coldest Winter 2(ロサンゼルス)

  • ニック・ネメス vs マット・カルドナ(元WWE対決がGCWで実現!)
  • GCW世界王者ブレイク・クリスチャン vs ダーク・シーク(ブレイクが防衛成功)

2月5日:Feel No Ways(シカゴ)

  • GCW世界王者ブレイク・クリスチャン vs ジャック・カートウィル(防衛成功)
  • 山下りながGCW初参戦!ロス・マキゾスとタッグを組み6人タッグ戦に出場

2月9日~10日:Jersey J-Cup 2024(ニュージャージー)

  • マーシャ・スラモビッチ vs ジョーダン・オリバー(決勝戦)(マーシャが優勝!)
  • ザ・グレート・サスケが参戦!日本勢も注目のトーナメントに
  • GCWタッグ王者バイオレンス・イズ・フォーエバー vs アストロノーツ(野村卓矢&阿部史典)(王者防衛)



2月24日:Touch the Sky 2024(デトロイト)

  • マンス・ワーナー vs アリー・キャッチ(テキサス・ブルロープマッチ)(試合中にアリー・キャッチの母が乱入!)
  • GCW世界王者ブレイク・クリスチャン vs フエゴ・デル・ソル(王者防衛)
  • GCWタッグ王者バイオレンス・イズ・フォーエバー vs モンスターソース(ランス・アーチャー&アレックス・ゼイン)(王者防衛)

2024年3月:伊藤麻希がGCWエクストリーム王座を奪取!大日本勢も参戦しデスマッチがさらに激化

Image Credit: GCW
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2024年3月のGCWは、日本人選手の活躍が目立つ月となった。最も大きなトピックは、伊藤麻希がGCWエクストリーム王座を戴冠したこと。ジョーイ・ジャネラを含む6WAYマッチを制し、GCWのデスマッチ路線に新たな風を吹き込んだ。

さらに、日本から大日本プロレスの伊東竜二&アブドーラ小林が参戦し、ニック・ゲージやマット・トレモントらとハードコアな戦いを繰り広げた。その他にも、ダンハウゼンがGCWに登場し、マット・カルドナとの一騎打ちを実現。異色のキャラクターがGCWのリングでどう戦ったのか、必見の試合となった。3月はGCWならではの“デスマッチ×インディー×日本勢”が融合し、さらに過激な展開が続いた1ヶ月だった。

3月1日:Project GCW(シカゴ)

  • JCW王者マーシャ・スラモビッチ vs エリック・キャノン(マーシャが防衛成功)
  • GCW世界王者ブレイク・クリスチャン vs ジョン・ウェイン・マードック(ブレイクが防衛成功)
  • MDK(マキ・デス・キル)こと伊藤麻希&ニック・ゲージがロス・マシゾスと対戦!

3月2日:Keep In Touch 2024(ミシガン)

  • 伊藤麻希&ニック・ゲージ(MDK) vs ザ・リジェクツ(ジョン・ウェイン・マードック&リード・ベントリー)
  • GCW世界王者ブレイク・クリスチャン vs エリック・キャノン(王者防衛成功)
  • スパイダー・ネイト・ウェブがデビュー25周年記念試合を開催!

3月9日:Ashes To Ashes 2024(アトランティックシティ)

  • 伊藤麻希が6WAYマッチでGCWエクストリーム王座を奪取!
  • エフィー vs マンス・ワーナー(アトランティックシティ・ストラップマッチ)
  • 大日本プロレスから伊東竜二&アブドーラ小林が参戦!(伊東竜二 vs ニック・ゲージ、アブドーラ小林 vs マット・トレモント)



3月10日:So Much Fun 2024(フィラデルフィア)

  • 伊東竜二&アブドーラ小林 vs ロス・マシゾス(シクロペ&ミエド・エクストレモ)
  • GCW世界王者ブレイク・クリスチャン vs マーシャ・スラモビッチ(王者防衛成功)
  • マキ・デス・キル・クラブ(伊藤麻希、マット・トレモント、ニック・ゲージ)が初タッグ!。



3月23日:Role Model(ロサンゼルス)

  • ジョーイ・ジャネラのセコンドにミッシー・ハイアットが登場!
  • ダンハウゼン vs マット・カルドナ(異色対決!)
  • GCWタッグ王者バイオレンス・イズ・フォーエバー vs ザ・リジェクツ(デスマッチルール)(王者防衛成功)。

3月24日:The Block Is Hot 2024(ヒューストン)

  • ニック・ウェイン vs ブロスキ・ジミー
  • GCWタッグ王者バイオレンス・イズ・フォーエバー vs ニック・ゲージ&ダンハウゼン(王者防衛成功)
  • ブレイク・クリスチャン vs ジョーイ・ジャネラ(スプリングブレイク前哨戦)(ジャネラがフォール勝ち!)



2024年4月:2024年4月:THE COLLECTIVE 2024が開催!ブレイク・クリスチャンが新日本プロレスに参戦決定

Image Credit: GCW
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2024年4月のGCWは、プロレスファン注目の一大イベント通称裏レッスルマニアこと「THE COLLECTIVE 2024」が開催された。

4日間にわたって開催されたTHE COLLECTIVEでは、GCWを含む多くの団体が合同興行を行い、名勝負が次々と生まれた。日本からも鈴木みのる、田中将斗、山下りな、伊藤麻希などが参戦した。

さらに、GCW世界王者のブレイク・クリスチャンが新日本プロレスの「BEST OF THE SUPER Jr. 31」への出場が決定した。

また、ジラ・ファトゥとともに参戦していたジェイコブ・ファトゥがWWEとの契約により、GCW出場をキャンセルするなど、選手の移籍・動向も注目された月となった。

4月4日~7日:THE COLLECTIVE 2024(フィラデルフィア)



4月20日:How High(ロサンゼルス)

  • GCWエクストリーム王者の伊藤麻希がサンドラ・ムーンを相手に王座防衛
  • ジェイコブ・ファトゥの離脱によりパートナーを失ったジラ・ファトゥのパートナーとしてニックゲージが登場。
  • 初期NOAHでおなじみの2コールド・スコーピオ がGCWに登場



4月21日:Breaking GCW(ロサンゼルス)

  • ニック・ゲージ vs ブロスキー・ジミー(ハードコアマッチ)
  • GCW世界王者ブレイク・クリスチャン vs エフィー(王座戦・王者防衛)
  • タッグ王座戦が激化



2024年5月:ブレイク・クリスチャンが新日本プロレス参戦、マット・カルドナがGCW新GMに就任

Image Credit: GCW
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2024年5月のGCWは、新GMに就任したマット・カルドナの動向が大きな話題に。カルドナの強権発動により、GCW世界王者ブレイク・クリスチャンが王座をはく奪されるという衝撃の展開が起こった。

また、当時GCW世界王者だったブレイク・クリスチャンは新日本プロレスの「BEST OF THE SUPER Jr. 31」に参戦するも惜しくもリーグ戦突破ならず。

その他にも、エフィーとマンス・ワーナーの抗争が過激化、ラストマン・スタンディングマッチやお互いの試合への乱入劇など鎮静化の見えない戦いが続いた。

日本からは東京女子プロレスの山下実優がGCW初参戦し、ジョーイ・ジャネラとの一騎打ちを実現するなど、5月も見どころ満載の月となった。

5月3日:Rather You Than Me(ニューヨーク)

  • 東京女子プロレスから山下実優が参戦。ジョーイ・ジャネラとシングルマッチを行う
  • ラストマンスタンディング マッチでエフィーとマンス ワーナーが対戦。エフィーがマンス・ワーナーにガソリンをかける
  • GCW世界王者ブレイク・クリスチャンが、ダンハウゼンに敗れるも新GMとなったマット・カルドナの強権により再試合が行われブレイク・クリスチャンが王座を奪還。



5月5日:Gringo Loco’s The Wrld On Lucha 2024(シカゴ)

  • マーシャ・スラモビッチ vs ドゥルセ・トルメンタ(JCW王座戦・マーシャが防衛)
  • グリンゴ・ロコは自身のプロデュース興行でアレズと組んでジャック・カートウィル & アラミス と対戦した。

5月18日:Most Notorious 2024(デトロイト)

  • 日本のスターダムで活躍したメーガン・ベーンがGCWに初参戦。ジョーイ・ジャネラと対戦した。
  • メインはニック・ゲージがトニー・デッペンとシングルマッチで激突。



5月19日:The Sunday Night Special(シカゴ)

  • 事前カード発表なし!全試合当日発表のサプライズ興行
  • ニック・ゲージ&ラッカス(元CZWコンビ)がタッグ結成!

5月25日:Take A Picture 2024(シカゴ)

  • マイク・ベイリー vs ダンハウゼン(異色の対決が実現)
  • ニック・ゲージ & ジラ・ファトゥのタッグが再び実現。
  • メインイベントではグリンゴ・ロコ vs. ドラリスティコの対戦が実現した



5月30日:Paranoid 2024(ロサンゼルス)

  • Paranoid 2024で試合後にパロウに食らったパワーボムの影響でジョーイ・ジャネラ が背中を負傷代打としてミクロマンが登場しケビン・ブラックウッドと対戦。
  • Cage Of Survival 3で対戦が決まっているエフィーとマンス・ワーナーがこの日も間接的に衝突。マンス・ワーナーがエフィーのタッグパートナーである解説席にいたアーリー・キャッチを試合中に襲撃。



2024年6月:トーナメント・オブ・サバイバル 9はマードックが優勝!宙に浮いたGCW世界王座はマンス・ワーナーが戴冠

Image Credit: GCW
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2024年6月のGCWは、トーナメント・オブ・サバイバル 9(TOS9)の開催が最大の注目ポイントとなった。今回のトーナメントでは、日本から石川勇希、神谷英慶、勝俣瞬馬が参戦。結果としてジョン・ウェイン・マードックが優勝し、翌日のガントレット・オブ・サバイバル・マッチへの出場権を得た。

長期抗争を続け、シングルマッチで対戦しても終わりが見えないエフィーとマンス・ワーナー。決着戦として組まれたケージ・オブ・サバイバルマッチはエフィーが勝利。

また、ブレイク・クリスチャンの王座剥奪により、空位となったGCW世界王座を巡る戦いが勃発。ケージ・オブ・サバイバル3ではガントレット・オブ・サバイバル・マッチが行われ、この日エフィーにケージ・オブ・サバイバルマッチで敗れたはずのマンス・ワーナーが新世界王者に戴冠した。

混沌としたGCWの世界王座戦線と、TOS9を含むデスマッチの激闘が交差した6月は過激な1ヶ月となった。

6月1日:Tournament Of Survival 9(TOS9)(アトランティックシティ)

  • ジョン・ウェイン・マードックがTOS9優勝!(決勝で大日本の石川勇希を下す)
  • トーナメントにはウルトラマンティス・ブラック、石川勇希、ビッグ・ファッキン・ジョー 、神谷英慶、ブランドン・カーク、勝俣瞬馬、ジョン・ウェイン・マードック、スレードの8選手がエントリー。
  • 大日本の石川 勇希は決勝まで勝ち進みジョン・ウェイン・マードックと対戦。

6月2日:Cage Of Survival 3(アトランティックシティ)

  • ケージ・オブ・サバイバル・マッチで抗争が続くエフィーがマンス・ワーナーと対戦。
  • ブレイク・クリスチャンからはく奪したGCW世界王座を巡りガントレット・オブ・サバイバル・マッチが開催される。試合は二転三転あり、マンス・ワーナーが新GCW世界王者に戴冠した。

6月14日:Lights Out 2024(ロサンゼルス)

  • GCW世界王座戦でマンス・ワーナーがジョーダン・オリバー相手に王座防衛に成功
  • メインイベントでニック・ゲージがGCW日本ツアーにも参戦経験のあるオリン・ヴェイトとシングルマッチで激突

6月15日:Hit ‘Em Up 2024(ロサンゼルス)

  • GCW世界王座戦でマンス・ワーナー vs. ジョーイ・ジャネラが行われる。
  • 試合終盤に新日本プロレス参戦中に王座をはく奪されたブレイク・クリスチャンが乱入してノーコンテストに。



6月16日:I Can’t Feel My Face 2024(ロサンゼルス)

  • ROH女子世界王者ビリー・スタークスが久々の参戦。
  • ニック・ゲージが急遽欠場。代役でサム・スタックハウスが登場。
  • メインでジョーイ・ジャネラがブロスキー・ジミーとシングルマッチで対戦。



6月28日:No Sleep 2024(シカゴ)

  • 日本から翔太が参戦!
  • 試合前にマンス・ワーナーにモノを投げつけた客がセキュリティによって外へつまみ出される。また試合開始前にマンス・ワーナーがダンテ・レオンへ攻撃を加え試合続行不可能になる。
  • メインイベントではヒューストン・ストリート・ファイトとしてジョン・ウェイン・マードック vs. ジラ・ファトゥが行われた。



6月29日:Crime Wave 2024(デトロイト)

  • NOAHで常連外国人だったニンジャ・マックがGCW参戦
  • ダンハウゼン vs. ミクロマン実現。
  • 王座をはく奪されたブレイク・クリスチャンが自身の持つベルトをリアルGCW世界王座としてサム・スタック・ハウスを相手に防衛戦を敢行。



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